研究所について

研究所

どうも、管理人の狂気科学者です

今回は当ブログの、研究所についてお話していこうと思います

御挨拶の投稿でもあったように、管理人が行った将棋の研究について話していくテーマになります

メインで扱うのは、管理人がずっと研究して使い続けている自作の戦法についての話です

その他にも、管理人が個人的に気になっている戦法についてであったり、手筋なども扱っていこうと考えています

これから将棋を始める方向けの戦法のみ、ノウハウの方に載せていきますのでノウハウからご覧ください

メインで扱う戦法について

こちらでメインに扱っていく戦法はこちらです

なんだこれ?と思う方もいれば、見たことあるぞ、と思う方もいるかもしれません

僕がよく使っているのはこの形の向かい飛車です

最近(2023年4月)では相振り飛車のときにたまに現れたりしていますが、これを相手が居飛車か振り飛車かを問わずに使いたい、というのがこの戦法です

この戦法の中身を詳しく見ていくのはあえて次回以降に回し、この戦法と出会った経緯について話していければと思います

この戦法を指すきっかけ

この戦法を思いついたのは高2の頃で、当時僕は道場2級くらいでゴキゲン中飛車を主に指していました

時系列としてはちょうど超速二枚銀が中飛車対策として猛威を振るい始めたころで、そろそろ中飛車を離れようかと考えて奇襲を中心にいろんな振り飛車を試して自分に合う振り飛車を模索しました

そして、ある戦法に目を付けました

角頭歩です(後手側です)

元々向かい飛車をずっと指していて、ゴキゲン中飛車を指していたおかげで角交換する振り飛車にも抵抗がなかった僕は、居飛車に簡単に飛車先を伸ばされずに戦えるこの戦法に魅力を感じ、しばらく指してみました

実際に指してみたところ、自分で思っているよりも手になじんだのと同時に、扱いにくい部分もあるところもありました

それは、上に示した図から力戦気味になってしまいやすい部分があり、事前に勉強して備えにくいところがあることと、じっくり待たれたときに△2四歩が負担になってしまうようにみえたことです(のちに角頭歩のより詳細な書籍が出版されることになります)

そして何より、角頭歩本体以上に指したい形を角頭歩の変化の中に見つけてしまったことが角頭歩から離れ、現在指している戦法を見つけるきっかけになりました

それがこちらです

現在指しているものとほぼ同じ形をした、原型となる図を見つけ、角頭歩を指しながらこう思いました

「角頭歩の乱戦を経由せずにこの形に組めたらどんなにいいか・・・」

そこで、この形に組むために必要な条件を探し出しました

その結果、

  • 相手の角がこちらの角と換わらないこと
  • 相手の銀の動きが早いと角を押さえ込まれやすいので無策に組めない

という条件を見つけました

特に一つ目の条件が重要で、こちらが角を四段目に上がった瞬間に角を換えられると、こちらの形がいびつになり、相手に馬ができてしまうので戦いにくくなってしまいます

このことから、実戦に持ち込むにはまず、絶対に角が換わらない形で、威力がどんなものかを試すために試運転してみる必要があると考えました

そこで、そもそも相手に角がなければ、つまり角落ちであれば組めることに気付き、当時通っていた道場の席主の四段の方に角落ちで指してもらうことにしました

通常であれば、2級と四段であれば二枚落ちになるため、指す前は序盤を互角で乗り切れたら、対局自体に負けても十分という想定でした

実際の結果は、望外にも大きく勝ち越すことができました

対局に付き合ってくださった席主の方が、角落ちの上手を持って、居飛車を指してくれなくなるほどです

この結果に味をしめた僕は、平手にうまく落とし込んで実戦投入できないか模索しました

少し時間はかかったものの、ちゃんと大会でも使えるものに昇華させることができて、今でも愛用しています

先ほども述べたように、戦法の内容については次回以降から載せていきますので、次回以降もぜひ読んでいただけるとありがたいです

それでは、また次回~

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